話すのが苦手でもお見合いが上手くいくために

おさえておきたいポイント

人は第一印象がとても大切です。初めて会う瞬間はお互いとても緊張してしまっています。
緊張のあまり会った瞬間真顔で無愛想にしてしまうのはNGです。
相手の姿が見えた瞬間笑顔で目を見て挨拶することを心がけましょう。それだけで場が和み、お互いの緊張や不安も和らぎ、その後の会話のコミュニケーションもしやすくなります。
 

コミュニケーションが上手な人は相手の名前を会話の中にちりばめながら、相手との絶妙な距離感を作ることに長けています。
女性は自分に興味を持って、受け入れてくれる人が好きです。自分の名前を呼ばれることにより自分自身が受け入れられた気持ちになり、安心感や親近感を抱きやすくなります。
相手の名前を頻繁に呼んだり相手の名前にフォーカスした話をしてみるのも良いです。
いきなり面白い話や込み入った話などしなくても相手の名前にフォーカスして話すだけで、初対面の相手でも一気に心理的距離を縮めることが出来ます。

せっかく話をしようとしても相手の反応が薄いと「あまり興味ないのかな」「なんだか話しづらいな」という気持ちになってしまいますよね。
相手の話にいかに関心を寄せているかを伝えるのはとても大切です。そのためには「顔の表情」「声の表情」「体全体の表情」の３つを効果的に活用しましょう。
具体的には「笑顔で聞き、自分の感情を言葉に乗せ、身振り手振りを使って相手にリアクションする」のです。そのようにして関心を寄せてくれている事が伝われば相手は安心して話せて、リアクションが良いと沢山話してくれるようになります。
また相手の話の腰を折らずに最後まで話を聞いてあげましょう。人は自分の話を途中で遮られるのを嫌います。口を挟みたくなってもそこは我慢し、相手が話し終えたタイミングで話しましょう。

人は「笑わせてくれる人」より「一緒に笑ってくれる人」が好きです。
女性が楽しそうに話をしてくれている事に対して「あははは。面白いですね。もっと聞かせてください」この言葉は女性に効果てきめんのキラーワードです。
人は特に楽しい時、嬉しい時、その感動や喜びを周りの人に伝えたくなります。その時にこの一言をかけられることのよって「このひとは私と一緒に喜んでくれる人なんだな」と自分の感動をさらに倍増させていくのです。このことを理解しておくと自分が沢山話さなくても、無理に良い話をしなくても自然に好かれます。なぜなら女性は共感してもらうことに喜びを感じるからです。

例えばお相手が「私ね、すごく大事にしているワンちゃんがいるの」と楽しそうに話しているにも関わらず「俺、犬嫌いなんだよね」と言ってします人。相手の気持ちを考えず余計な一言を言ってしまう人です。意外にも余計なひと言を言ってしまう人は多いです。それだけで女性はその話をするのをやめてしまい。なんでも否定から入る人なのかなという印象になってしまいます。
なんでも正直に言えば良いと言うものではありません。例え犬が苦手だったとしても「そんなに可愛いんだね、いいね」と言ってあげれば良いのです。つまり自分が苦手だったとしても相手の感情に寄り添う言葉を発しましょう。
必要のない場面で相手を傷つけることを言うのではなく、相手に共感する言葉、寄り添う言葉でコミュニケーションを繋げてあげましょう。

お見合いやすべての人間関係でも言えることですが、上手く話すことではなく、一番大事なのは思いやスタンスです。
「なにを伝えたいか」「どういう意識で相手と接しているか」こうした内面は必ずコミュニケーションにも滲み出ます。
流暢に話すことが出来てもそこに相手を思いやる気持ちがなければお相手女性は心を動かさないでしょう。
また別れ際に「今日はお時間を作ってくれて有難うございました」や「今日はお会いできて嬉しかったです。有難うございました」と感謝の気持ちを伝えたり、姿が見えなくなるまで見送ってあげるなどの相手を思いやる姿勢が何よりも大切になってきます。
なので会話に自信がない人もこの記事のポイントをしっかりおさえてお見合いに挑みましょう。